後悔しない放課後等デイサービスの選び方


障害のある子どもや発達に特性のある子どもを預かり療育を行う通所施設、放課後等デイサービス
共働き世帯が増えた今、障害を抱えた子供たちの放課後の居場所として需要が高まっていることでその数は年々増え続け、これまでのように「空きがなくて入れない」という状態から「子供に合わせて選べる」という状況になりつつあります。
だからこそ、逆に利用する施設を選ぶのが大変!と思う方も多いのではないでしょうか。

放課後等デイサービスの賢い選び方を考えていきましょう。

放課後等デイサービスに求める条件

まず、施設を利用する目的を明確にしておきましょう。多くの施設の中からピッタリ合う施設を探すのはなかなか難しいかもしれませんが、求める条件で絞っていくことで、出来るだけ希望に沿った施設を見つけられるはずです。

では実際に放課後等デイサービス施設をピックアップするための条件を考えていきましょう。

家庭の生活スタイルに合わせて選ぶ

障害児と一緒に暮らしていても、共働きをしている世帯は多いと思います。
また共働き世帯でなくても、兄弟や要介護の家族がいたりすると、一人にかかりきりになるのが難しいので、できるだけ施設に通うこと自体にストレスがかからない状態を作るのが理想的です。

送迎してもらいたい

放課後等デイサービスから子供が帰ってくるのは夕方~夜の忙しい時間帯。
なので多くの放課後等デイサービスではスタッフによる送迎サービス(徒歩・車)が行われています。
通いたいと思える施設が見つかったら、自宅や学校が送迎の対象地域にあるかどうか、問い合わせてみましょう。

利用したい曜日が決まっている

放課後等デイサービスは小学生~高校生までが通えるということもあって、人気の施設では定員に空きがないこともあります。
利用したい曜日が決まっている場合はその曜日に空きがあるかどうかも必ず確認しておかなくてはなりません。

様々な体験ができる施設を選ぶ

集団でも落ち着いて過ごせるように

医師の診断で療育が必要と言われたけれど、自宅で実践するだけでは物足りないと感じている場合や、集団社会の中で生活していく術を学べたら……、という気持ちがある場合は放課後等デイサービスがオススメ。
「集団」とは言っても学校で過ごすよりも少人数の集団行動になるので、スタッフの目も行き届きやすく、安心して預けることができるはずです。

運動をさせたい

運動をさせたいけれど、習い事のスクールに通わせるのはちょっと不安がある、という場合は、運動に特化した活動を行っている施設を選んでみましょう。
体操や水泳教室、野球やサッカーといった一般的なスポーツを通した療育はもちろん、リトミックなど音楽を効果的に取り入れた活動や、心身の発達を促す理論に基づいた運動療育など、家ではなかなかできないような、障害のある子供に効果的な療育が行われています。

ものづくりができるところがいい

調理実習やロボット制作、絵画やパズル制作など、お子さんが夢中になって何かを作り上げる作業には、「集中して行う」「協力する・作業を分担する」「達成感を味わう」など、多くの経験が詰まっています。
細かい作業が得意だったり、黙々と作業するのが好きなお子さんに好評です。

おすすめの施設紹介


では実際にどのような施設があるのか、首都圏のベッドタウンとしても住みやすいと人気がある千葉県、市川市にあるオススメの放課後等デイサービスを例に紹介していきます。

ふれあい児童発達支援・放課後等デイサービス

集中力が養えるロボット教室や、思いっきり体を動かすことができるサッカー教室など、特色のある療育活動が好評です。
2020年12月に開設されたばかりの新しい施設で、絶賛利用者募集中ということもあり、注目が集まっています。

<ふれあい児童発達支援・放課後等デイサービス市川行徳教室>
アクセス 〒272-0141 千葉県市川市香取1丁目4−6 ハッピーマンション 1階
問い合わせ 047-712-6905
公式HPメールフォームより
備考 送迎ありロボット教室サッカー教室

こどもプラス

「こどもプラス」は全国に展開している支援教室です。千葉県だけでも50箇所近くの教室があります。
運動遊びを通して発達を促す療育活動を行っており、運動が好きな子供はもちろん、少し苦手としている子供も個人差に合わせた運動療育が行えると人気を集めています。

<こどもプラス行徳教室>
アクセス 〒272-0138 千葉県市川市南行徳4丁目10−21
問い合わせ 047-321-6425
備考 送迎あり運動療育

ただ「預かってもらいたい」でもOK!


共働きなどで放課後子供が一人になってしまうので、保護者が帰宅するまでの間預かってほしい。自分の時間も大切にしたい。兄弟や他の家族のために少し離れる時間を持ちたい。
このように、保護者やご家庭の都合で「障害のある子供を預かってもらいたい」と思う方も多いと思います。
専業主婦の方は特に「ただでさえ暇だと思われているのに、自分の時間がほしいなんて言いづらい」と遠慮してしまうこともあるかと思いますが、放課後等デイサービスは、どのような事情の場合でも利用しやすいように、保護者の就業の有無は利用条件に含まれていません。
子供にとってもおうちで過ごすだけでは得られない体験ができるのが放課後等デイサービスの魅力のひとつ。気兼ねなく利用して、家族全員が心身ともに健康に過ごせるようにしましょう。

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